「動画ストリーミング機能」で大きいサイズの動画配信課題も解決!
スマートカタログでファイルサイズの大きい動画を配信するときに、困ったことはありませんか?
- 端末のストレージの空き容量が少ないため、ダウンロードができない。
- ストレージの空きを確保するため、必要なコンテンツを一旦削除しなければならない。
- 端末にコンテンツをダウンロードしなければ、動画を見られない。
- 動画の一部が見たいのに、動画の全てをダウンロードしなければならない。
これからは、動画配信方法に「ストリーミング」を設定することでお悩みは解消します!
動画のストリーミング配信とは
動画ファイルを端末に保存することなく、配信する方法です。
動画は一時ファイルとして端末に配信され、再生後消去されます。
著名な動画配信サービスでも利用されています。
端末に保存する必要がないため、ファイルサイズの大きい長尺の動画を複数配信しても、端末の空き容量を心配することがありません。
コンテンツをダウンロードする時間が短時間で、すぐに閲覧できます。
※ストリーミング形式でダウンロードしながら再生する方法のため、「ストリーミング」と記載いたしますが、厳密なストリーミング方式ではありません。
ストリーミング配信のメリット
配信方法に、ストリーミングと設定することにより、端末の空き容量を気にすることなく、長尺動画の配信が可能です。
ダウンロードが完了する前に、視聴を開始できます。
再生途中でネットワークが切断してから再接続されると、動画の再生も再開します。
ダウンロードの場合、ダウンロードエラーとなり、再度ダウンロードする必要があります。
ストリーミングを選択すると、再生時にダウンロードしながら再生し、再生後削除されるためです。
教育用動画などの長尺動画を再生後は、自動的に削除されるため端末の空き容量が少ない場合でも安心です。
一度だけ再生が必要な、社内周知用動画などは、保存しておく必要がないため、コンテンツを削除する必要がありません。
管理者が動画の配信方法に、ストリーミングと指定することにより、ストレージの少ない古い端末にも長尺動画を配信することができます。
ストリーミング配信のデメリット
オフラインでの閲覧はできません。
何度も見る動画は、毎回サーバとの通信が発生するのでモバイル通信をご利用の場合は、都度料金が発生します。
サーバと通信しながら再生するため、ネットワーク環境によっては、スムーズに閲覧できない場合があります。
配信方法にダウンロードを設定し、コンテンツを一度ダウンロードすれば、地下などのオフラインの環境でも動画の閲覧は可能ですが、ストリーミングを設定していると、動画閲覧時にサーバと通信が発生しますので、動画を閲覧することができません。
何度も見る動画や、オフラインでの利用が想定される場合、ダウンロード配信を選択してください。
ストリーミング配信の設定方法
コンテンツ管理システム(以下CMS)を開き、新規にコンテンツを作成するときはコンテンツ作成画面で、既存のコンテンツを作成するときは、「動画素材配信」項目で、「ストリーミング」を選択してください。
デフォルトは今までと同様の配信方法の「ダウンロード」が選択されています。
※既に作成済みのコンテンツは「ダウンロード」に設定されています。
ストリーミング配信に設定されているコンテンツは下図のようになり、動画の情報はリンクのみとなります。
ストリーミングで閲覧するには、最新のアプリが必要です。
- iPadOS/iOS版 Ver2.11.100以降
- Android版 Ver2.6.0以降
- Windows版 Ver1.4.100以降


利用シーン
- 教育コンテンツ
- ニュース/天気コンテンツ
- 啓蒙活動コンテンツ
- 月次報告コンテンツ
- 朝礼コンテンツ
- 本日の社食メニュー
まとめ
今までは、ファイルサイズの大きい長尺動画素材を配信する場合、端末のストレージ空き容量を考慮して、公開するタイミングを変えたり、閲覧者に閲覧した後コンテンツを削除したり、運用が大変でした。
今後は配信方法に「ストリーミング」と設定すると、動画を見終わった後端末には保存されずに自動的に動画は削除されるため、ストレージの空き容量を気にすることなくファイルサイズの大きい動画素材を配信することが可能です。
一度しか見ない告知ファイルや、配信期間を制限しているような動画は是非「ストリーミング」と設定してご利用ください。